パフォーミング・アーツ・アーカイヴス研究会

News:
松竹大谷図書館見学レポート

ニューズレター:サンプル版(RFTフォーマット) 2006年11月号

横断型検索システム:デモ版(Semantic Associate Search Version)

パフォーミング・アーツに関する資料の収蔵先リスト(Java Script Version)

ニューズレター

定期的にこの領域に関するニューズレターを発行していきます。
ニューズレター:サンプル版(RFTフォーマット) 2006年11月号

参加費:飲み物代実費

問い合わせ・申し込み:吉田悠樹彦(yukihiko@s6.dion.ne.jp)、古川恵美

パフォーミング・アーツ・アーカイヴス研究会 趣旨:

本会は舞踊・演劇・伝統芸能・音楽・スポーツ等、幅広い対象のアーカイブを視野 に置いたものである。会発足の第一段階にあたる現在は、舞踊領域の参加者が多い ため、舞踊資料の横断検索システムを念頭に置いた上で活動している。
つまり、日本の近現代の舞踊資料は日本国内や西欧のみならず広くアジアに対して も大きな意義を持っているにもかかわらず、その貴重な資料群(作品自体・舞台美 術など作品の一部としてのモノ資料・印刷物・手書き資料・画像資料など)はあまり にも分散所蔵されており、例えば音楽の領域における日本近代音楽館のような資料の 一括集中管理が難しい現状がある。そこで、現状を生かしつつ、誰もが情報の発信者 及び受信者となりうる場としてのシステムを比較的始めやすいところから集中管理を 試みるといったアプローチをしていきたい。必然的に図書館、美術館・博物館、各研 究機関、メディアなどの関係諸領域の資料のドキュメンテーション、レジストレー ション、データベースに関する研究を行うことになる。
アーキビストとしての使命にそい、本会はいかなる組織、機関(大学、研究所、各種組織)から中立に運営し、対象とする領域と社会に対して資料に関する情報、歴史的事実に関する、知識と情報を還元することを行う。

活動の記録

活動予定

研究会を開催する予定です。

2008,2009年度の活動状況

すでに国内外の関連情報の収集、施設の見学などを行っている。
古川恵美(1),吉田悠樹彦(1),パフォーミング・アーツに関する資料の収蔵先リスト(Java Script Version) の公開
12月には日本に散らばる様々なこの領域の専門図書館、調査室に関する報告とディスカッションをしました。

2007年度の活動状況

1月、2月、3月、5月、7月と大体隔月で研究会を開催しています。
文化情報資源学の安澤秀一先生のお宅に伺ってディスカッションを行ったり(5月)、共同研究の成果物に対して会合を重ねています。さらに他領域の研究会とも合同で研究会を行いました。7月には古川がダンス・ドキュメンテーションの体系について研究発表を行い、5月には吉田が民間に散在する舞踊研究資料に対して研究発表を行いました。さらに関係する企画、設備の関係者からヒアリングを重ねました。

2006年度の活動状況

第三回目研究会 開催日時:2006年12月19日(火) 18時半〜

吉田が参加をしてきた国際会議”Dancing under the Rising Sun”(主催 台湾舞踊学会)でフランス国立舞踊センターのディレクター Clarie Rousier氏の研究発表で得ることが出来た研究情報とアジア環太平洋でこれから構築される舞踊アーカイヴの先端情報を紹介する。

第二回目研究会 開催日時:2006年10月20日(金) 18時半〜

内容:文化情報資源学の安澤秀一先生のお宅に伺い、舞踊や民俗芸能の可能性に関してディスカッションを行った。

内容:第一部:初回につき研究発表はなし。
        Dance Archives : a Practical Manual for Documenting and Preserving the Ephemeral Art, 1995の紹介(吉田)

   第二部:横断型検索システムの構築の可能性について

本会の趣旨に則り、第一回目の研究会を開催します。今回は顔合わせも兼ねての集会 であるため、研究発表はありません。先行研究事例の紹介や研究会の今後の方向性 を確認することを目的とします。本会に関心、ご興味をお持ちの方は是非ご参加下さ い。

成果物

吉田悠樹彦,横断型検索システム:デモ版(Semantic Associate Search Version)
古川恵美(1),吉田悠樹彦(1),パフォーミングアーツに関する資料の収蔵先リスト(Java Script Version) 脚注(1)は 1st Authorという意味である。謝辞:プログラムを提供して頂いた建設産業図書館の江口知秀さん、プログラムのオリジナル作者の長島雄一朗さんに心から御礼を申し上げます。


Last modified: Mon Jan 7 23:14:20 JST 2008