ダンスを通じての医学/医療

 

一般的な運動(ウェイトトレーニングやエアロビクス)においてトレーニングすることで できてくる筋肉がからだの外側の筋肉なのに対して、ダンスを学ぶ人間にとって大切な筋肉は 内側の筋肉です。海外では一般的なビジネスマンの間でも内側からからだを作りかえていく エクスサイズが行われています。(ピラーティス、ジャイロトニックエクスパンションシステム等) 私個人としては「からだを動かせば考えなくて良い」「疲れて寝てしまえば良い」といったことは 考えていません。そのようなことが原因になって「体育会的という蔑称が使われる」(中村敏雄) ことも多いと思います。からだを動かすことの意味を深く考え、健康的だといわれている運動の形や概念も人間のからだのメカニズムにそった形に組み替えていく事が大切ではないか、そのような事も感じています。